WEKO3
アイテム
実体を伴わない量塊と彫刻との関係② -戸谷成雄の彫刻に現れる特異性 -
https://matsutan.repo.nii.ac.jp/records/2000002
https://matsutan.repo.nii.ac.jp/records/20000028f162b55-7059-4774-9d92-65ea0003db22
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
---|---|---|
![]() |
|
Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2024-05-28 | |||||||
言語 | ||||||||
言語 | jpn | |||||||
キーワード | ||||||||
言語 | ja | |||||||
主題 | 反実体的量塊|戸谷成雄|彫刻|空間|存在 | |||||||
著者 |
米窪, 洋介
× 米窪, 洋介
|
|||||||
抄録 | ||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||
内容記述 | 本稿は、「実体を伴わない量塊と彫刻との関係 ―イギリスにおける近現代彫刻からの一考察―」において反実体的量塊と定義づけた、実体を伴わない空間の特異性について検証した一考察である。なお、本研究は、彫刻の存在について焦点を当てた研究であり、峯村敏明が彫刻のあるべき姿として捉えた「存在論的な表現」について、その内実を再検討する試みである。そのため、峯村敏明が彫刻の根源に遡ろうとする作家として位置付ける戸谷成雄の彫刻を取り上げ、作品における形態の特徴や制作意図を明らかにしながら、反実体的量塊との関わりについて分析を行った。その結果、穴や空洞といった意図的に形成された空間と人のイメージや認識との繋がりが反実体的量塊を形成する一要素となっていることが明らかとなった。またそれらの要素と表現との関わりについて検証したところ、地理的・文化的な違いが認められながらも、初源的・根源的な現れとの接点が見られた。このことから、彫刻が内包する実体を伴わない空間が実体との関係において彫刻の本質を表す重要な要素となっていると位置付け、彫刻の特異性の現れとして新たな彫刻表現の可能性に繋がる試論となった。 | |||||||
言語 | ja | |||||||
書誌情報 |
号 34, p. 3-12, ページ数 10, 発行日 2024-03-31 |
|||||||
ISSN | ||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||
収録物識別子 | 0910-7746 | |||||||
書誌レコードID | ||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||
収録物識別子 | AN1021046X | |||||||
著者版フラグ | ||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||
リンク |
実体を伴わない量塊と彫刻との関係 : イギリスにおける近現代彫刻からの一考察
|