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訪問介護事業所で働く介護職に必要な家政学の内容検討 : 介護職への自記式質問票調査の結果から
https://matsutan.repo.nii.ac.jp/records/118
https://matsutan.repo.nii.ac.jp/records/118f8907a3e-ec70-406d-b72e-72f3ddda1464
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||
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公開日 | 2014-05-01 | |||||||||
言語 | ||||||||||
言語 | jpn | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題 | 家政学 | |||||||||
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主題 | 訪問介護 | |||||||||
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主題 | 介護職 | |||||||||
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主題 | 介護福祉士 | |||||||||
キーワード | ||||||||||
主題 | 自記式質問票調査 | |||||||||
著者 |
福田, 明
× 福田, 明
× 隣谷, 正範
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抄録 | ||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||
内容記述 | 訪問介護実習や訪問介護の場では家事援助に関する教育・研修の重要性が指摘されているにもかかわらず,介護福祉士養成教育の新カリキュラムでは,一般的に旧カリキュラムの「食品の成分と保存・管理」「調理器具・設備」や「住居管理」「防災」等が削除された,あるいは関連が弱くなったことが明らかになっている。そこで,本研究では,実際に訪問介護事業所で働く介護職が仕事上「役立つ」と思う家政学の内容把握を行い,その要因や新カリキュラムの中身との比較について考察し,介護福祉士養成教育への配慮点と職場での研修内容を検討する資料とすることを目的とした. 松本市・安曇野市・塩尻市にある計79 の訪問介護事業所に質問票を郵送し,有効回答が得られた167 人分のデータを分析した.調査では,旧カリキュラムの「家政学概論」「家政学実習」計68 項目について,現在の仕事に「役立つ」~「役立たない」の4 段階の選択肢で回答してもらい,「役立つ」と回答した人の割合に焦点をあてた. 「家政学概論」では,家庭生活11 項目が平均29.9%で下位にとどまったのに対し,事故防止(68.9%),バリアフリーへの対応(68.3%),加齢・障害と食生活のあり方(67.1%),食品の成分と保存・管理(65.9%), 栄養障害・生活習慣病(65.3%)等が上位を占めた.「家政学実習」では,被服生活8 項目が平均25.0%で下位にとどまったのに対し,調理実習(69.5%),緊急時連絡(64.7%),高齢者・障害者に適した住宅改善事例(64.1%),消火(60.5%),避難誘導(59.9%)等が上位を占めた. 居宅介護の方向性を重視する国の政策動向のなか,訪問介護事業所に再就職する介護職や訪問介護実習を行う学生の現状を鑑みると,今後,住環境整備,緊急時の対応,調理実習,食生活に関する内容について,介護福祉士養成教育や職場での研修のなかで,その不足分を補足または強化していく必要性が示唆された. |
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書誌情報 |
松本短期大学研究紀要 号 22, p. 73-82, 発行日 2013-03-31 |
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ISSN | ||||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||||
収録物識別子 | 0910-7746 | |||||||||
書誌レコードID | ||||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||||
収録物識別子 | AN1021046X | |||||||||
著者版フラグ | ||||||||||
出版タイプ | VoR |