Item type |
紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) |
公開日 |
2022-07-25 |
言語 |
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言語 |
jpn |
著者 |
武井, 浩子
畔上, 一代
百瀬, ちどり
丸山, 順子
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抄録 |
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内容記述タイプ |
Abstract |
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内容記述 |
本研究の目的は、新型コロナウイルス感染症流行下において施設で家族を亡くした家族介護者にその思いを聞き、面会制限中の施設における看取りの対象者となる高齢者とその家族への支援を考えることである。2020年4月以降、介護関連施設・医療機関では、感染予防のために面会制限をせざるを得なかった。その状況下、2020年7月以降に施設利用中に亡くなった高齢者のご遺族で同意を得られた6名に対し、半構造化面接を実施し、質的に分析した。その結果、家族介護者は、看取りの頃については【漠然とした覚悟はできていた】【看取りの準備を始める】と、看取りを意識しつつも、面会制限のため様子を確かめることもできないまま、【まだ大丈夫という認識があった】と感じており、臨終期では【施設から急変の連絡がきた】【亡くなった連絡がきた】と、戸惑いが見られた。しかし、【臨終に立ち会えた】【苦しんだ様子がないのが救い】としていた。面会制限については【面会制限による心配の増加】のなか、【施設では面会方法を工夫してくれた】一方、【病院では面会できなかった】。看取りを終え、振り返ると【施設スタッフへの感謝】や、【やれるだけはやった】という達成感、【介護が終わった安堵感】を感じていた。しかし、思い描いていた葬儀ができなかったことに対し【葬式には悔いが残る】と感じていた。施設での看取りに対し家族が悔いを残さなかった要因は、看取り期の面会の在り方と、高齢者並びに利用者家族に対する施設職員との関わりであることが抽出された。新型コロナウイルス感染症流行下という制限の中でも、高齢者の人生の最期の時をその人らしく家族とつなぐ役割やグリーフケアが、保健医療福祉にかかわる職種には求められている。(著者抄録) |
書誌情報 |
松本短期大学研究紀要
号 32,
p. 39-48,
発行日 2022-03
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ISSN |
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収録物識別子タイプ |
ISSN |
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収録物識別子 |
0910-7746 |
書誌レコードID |
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収録物識別子タイプ |
NCID |
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収録物識別子 |
AN1021046X |
著者版フラグ |
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出版タイプ |
VoR |