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保育養成における栽培活動の必要性の検討 -学生と保育者における栽培活動の実態と意識調査から-
https://matsutan.repo.nii.ac.jp/records/2000003
https://matsutan.repo.nii.ac.jp/records/20000039e1e6aad-a8b6-4cbf-bb8f-5dd00595d393
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||
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公開日 | 2024-05-28 | |||||||
言語 | ||||||||
言語 | jpn | |||||||
キーワード | ||||||||
言語 | ja | |||||||
主題 | 栽培活動|自然環境|幼児教育|畑|保育者 | |||||||
著者 |
黒田和子
× 黒田和子
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抄録 | ||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||
内容記述 | 本稿では,幼児教育における領域「環境」を教育内容に資する「栽培活動」を取り上げ,幼児保育学科の学生が保育者としての学びを拡充する際に,「栽培活動」は学生の意識のなかで如何に存在しているのか。「栽培活動」への意識の実態を追究した。さらに学生たちが,これまでに経験してきた「栽培活動」に焦点をあて,学生自らが「栽培活動」との関係をどうとらえているのかに着目しながら,保育者が適切な「栽培活動」を子どもに準備構成していくための意識のプロセスを解明しようと試みた。「栽培活動」は自然と人をつなぐ存在であった。その自然に対してつながりを好む学生が著しかった。リフレッシュなどの気もちの切りかえとして自然が存在していた。これに対し,汗をかくことや虫にさされるなど身体的な不快をともなう嫌悪感を嫌う学生の存在が多くあった。いわば,学生にとって自然は内的な心の調節道具である。そうした自然を意識づける「栽培活動」の恩恵は,水や空気などと一緒なのである。日々当たり前のように存在し,喪ってはじめて気づかれる恩恵のようだ。そのため,「栽培活動」の意義を感じても,あえて整備してまで「栽培活動」するものではないという意識の存在が明らかになった。また,これまでの経験から「土に植え」,「水を与える世話」をすれば植物の生長を保育に取り入れることができるという気もちをもっており,保育者が必要とする「栽培活動」における下準備について明確な答えをもっていないことも明らかになった。 | |||||||
言語 | ja | |||||||
書誌情報 |
号 34, p. 13-26, ページ数 14, 発行日 2024-03-31 |
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ISSN | ||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||
収録物識別子 | 0910-7746 | |||||||
書誌レコードID | ||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||
収録物識別子 | AN1021046X | |||||||
著者版フラグ | ||||||||
出版タイプ | VoR |